完全室内飼いへの道
我が島根動物愛護ネットワークは、猫の完全室内飼いはもちろんのこと、犬も完全室内飼いを条件にしています。東京などの都市圏と違い、家に人がいるときはもちろん、留守にする時にも玄関や窓を開けっ放しのままのことが多い島根県では、かなりハードルの高い条件ではあります。しかも、猫は家と外を自由に行き来するもの、犬は外に繋いでおくもの、という認識の方が多く、説明しても「完全室内飼い」の意味を理解していただけないことも…この現状を変えてゆくのには、この先にただならぬ苦労が待ち受けているのだろうなぁ、と思います。
かといって、譲渡条件のハードルを下げることがいいことだとも思えないのです。せっかくセンターから助け出した犬猫が、また迷い猫、迷い犬になりセンターに戻ったり、交通事故にあったり…なんていうことがあってはなりません。3月6日からの「ただのいぬ。」展をきっかけとして、犬猫の室内飼いを広めてゆきたいと思っています。
先日正式に譲渡した、犬のくーちゃん。もちろん、完全室内飼いです。新しい家についたとたん、くーちゃんの顔がパーッと明るくなったのが、とてもうれしかったです。ノビノビと育ってね。